統計検定
勉強しようと思った経緯
大学では、少しだけ統計学について学んでいました。(品質管理を勉強する際に必ず統計の話が出てきます) また、データサイエンスに興味を持っているので、データサイエンスの勉強も兼ねて資格を取れたらいいなと思い勉強しました。
受験までどういうことをしたのか
勉強方法については、のちに詳しく書きますが、僕が勉強した流れは以下になります
- 「統計学の時間」のサイトを1周(練習問題はすぐに解けそうな問題のみやった)
- 「完全独習 統計学入門」の本を読んだ
- 「完全独習 統計学入門」の分かるところだけちゃんと読んだ
- 「統計学の時間」のサイトを1周(練習問題を全て解いた)
- 「統計検定2級の過去問」を解いた(解説を読んでも理解できない問題以外は解きなおした)
受検結果
一回目受験は55点で5点足らず不合格でした…。しかし、CBTになってからは約1週間後に再受験することができます。僕は2回目の受検で65点で合格でした!
受検してみた結果は、過去問を解いてる感じと一緒で満点とるのはかなり難しいなと思いました。それこそ、次のレベルの準一級の勉強もしないと満点を取ることはできないと思います。ただ、合格点は60点なので4-5問全く分からなくても合格はできると思います。
統計検定を勉強してみた感想
めっちゃむずいやんけ
一応、工学部を卒業しているので少し勉強すればすぐに資格は取れるかなと思っていました。なので、公式テキストと過去問集を買って勉強を始めました。しかし、普通に難しい…。公式テキストの内容は証明などがきちんと載っているので初めて勉強する人にとっては意味がよくわからずに挫折する原因になると思います。過去問もちらっと見たのですが、問題の意味が分からず最初は全く解けませんでした。
他のブログを見ていると「2級は簡単とか」統計検定の公式サイトにも
大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。
統計検定
と書いています。しかし、個人的にはかなり難しい内容だと感じました。
過去問を解き始めて思ったこと
まじで意味わからん難問がある。あくまで、僕の感想ですので他の人はどうかは知りませんが普通に難しいです。推定・検定は割と式に当てはめるだけの問題がありますが確率の分野ではまず初見で解くのは難しいなと思う問題がありました。
おすすめの勉強法
本
統計検定2級の公式テキストの内容は初学者には、とても難しい内容になっていると思います。僕の考えは、少し遠回りだと思いますが、他の本でざっくりとしたイメージをつかんでから公式のテキストを読むようにした方がいいです。個人的に一番いいと思ったのは、「完全独習 統計学入門」です。統計検定の範囲を網羅しているわけではないですし、後半の章でやや難しい内容が出てきますが、統計学を初めて勉強する人でも挫折することなく読むことができると思います。
統計検定2級公式テキスト
完全独習 統計学入門
Webサイトや動画
統計学の時間のサイトを見て僕は勉強しました。このサイトの「初級編」を見れば基礎的な知識は完璧だと思います。初級編と書いていますが、難しい内容も含んでいるので最初から全てを理解することはできないと思います。まずは全体像が分かるように最終的に80%程度理解できていれば問題ないです。
上記サイトが難しいと感じた人は、有料になってしまうのですがUdemyの講座を受講することをお勧めします。こちらはかなり基礎的な内容から説明しているのでやっていてわからなくなることも少ないのではないかと思います。繰り返しになるのですが難しい部分はたまに出てくるので分からないところはまたあとでという感覚が大事だと思います。
過去問はどのように解くか
統計検定2級合格を目標にしている人は過去問はすべての問題を解く必要はないと思います。1回の出題には必ず難しい問題が含まれており、それまで全て理解する必要がないからです。それより比較的簡単な問題を落とさないことを大切してほしいです。統計検定2級の合格点は60点ですので、難しい問題は落としても大丈夫です。それに選択問題ですので、適当に選んでも当たるかもしれません(統計学の勉強をしているのに神様にお願いするのはどうかと思いますが笑)。僕自身、過去問を解いていて解説を読んでも理解できない問題は解きなおししませんでした。